断ち切る

            DVの人は、飴とムチを乱用するというような話を

NHKかなんかのテレビで前に見たことがある。

むちゃくちゃ暴力を振るったかと思えば 心の底から愛しているということを せつなげに伝えてくる。

だから、ちゅうちょしてしまうのだ。

DVじゃないけど、 こんなふうにコロコロと別人格のように 変わる人はやっかいだ。

明らかに悪いことをしている。 なめられ、侮辱され、不愉快な気分にさせられる。

だから時期を見てとっちめた。 すると、改心したように、謝って、 反省したようなことを言う。

あんまり人から恨まれるのは嫌だから、 心を入れ替えてくれるんなら、このへんで 許してやるかと思ってしまう。

これで、痛い目にあうのだ。 その人は、また別人格のように まったく改心してなくて、前のまんまなのだ。

断ち切ってしまわなければならない。

僕はそんなに完璧な人間じゃないけれど ずいぶんと長い時間かけて、結論をだしたんだから 冷徹になるべきだ。

さあ、どうする? 嫌だなあ。

根はいい人のように思えてくる。

僕が過剰反応なのだろうか? みんなどう思うだろう。

嫌だなあ。 今しかチャンスは無いかもしれない。

でも時期が悪い気もする。

どうしたものか。

はやく終わらせて、 もっと有意義な仕事に従事したい。

そのために 断ち切るべきなんだ。

嫌だなあ。

やるべきだと分かっているけど 嫌だなあ。

冷徹に終わらせた後は、いい気にならず、 老子さんの言うように 葬送のような気持ちで、喪にふくして過ごそう。