泣くことについて (詩)

            子供はよく泣く。

身体的苦痛があったら泣く。 精神的苦痛があっても泣く。 人目をはばからずにすぐ泣く。

大きくなるにつれて泣かなくなる。 大人になるとほとんど泣かない。 中学生になるくらいが 境目かもしれない。

大人が泣いていると、 非日常的な感じになる。 妙な感じになったり、 同情したりする。

子供が泣くのは、 誰かに助けを求めるためだと言われている。 おなかが減ったり、病気で苦しかったりする時に 泣くと、親や他の大人が気づいて 助けてくれる。 伝える手段として、とても便利だ。

大人であっても、 助けてほしい人は、泣く。 助けてもらう機会の少ない強い人は、必然的に 泣く機会が少なくなる。

では、 悲しいドラマや映画を見て泣くのは? 同情して泣くのは? 優勝して喜んで泣くのは? すばらしい芸術的なものに出会って泣くのは? 感極まって? 泣いてすっきりするのは?

大人もたまには 赤ちゃんがえりが必要だから泣くのかな? 赤ちゃんとまでいかなくても、 小学生くらいのころに。

泣いた後は、 何か、昔の感情が よみがえったように感じる。

状況は変わっていのに 前向きに考るようになったりする。