「優越」しつつ、「愛」し「協力」し

            優越願望が、

「すべての人間の中に」あると 心理学者は言っている。

無欲に見える人も、目の前に チャンスが転がってきたら、拾うだろう。

優越願望を断ち切った と言うお坊さんは 俗世間より優越している。

支配されている人も 心の中までは支配されないことで あざむくことで、優位にたっている。

うまく優越できないと 心に支障をきたすと言う。

一方で、 「愛」と「協力」が必要だと 心理学者は言っている。

オスとメスで繁殖し 群れで生息するために 「愛」と「協力」が必要だと。

その能力を身に付けていないと 心に支障をきたすと言う。

つまり、 「優越」しつつ、 「愛」し、「協力」しなければならない。

恋人を愛しつつ、 優位に立っていなければならない。

でも、あまりにも優位に立ちすぎると 嫌われてしまう。

相手も、私より優位に立とうとしている はずだから。

仲間を助けなければならない。

でも、あまりにも助けすぎると 仲間の方が優位に立ってしまう。

私の方が優位であり続けられるように 適度に助けなければならない。

ああ、 心に支障をきたさないために 「優越」しつつ、 「愛」し、「協力」しようとすると 心に支障をきたしそうになる。